クラミジアの症状と治療薬クラビット

クラミジアは、男性女性共に性行為1回で約50%で感染してしまう性感染症ですが、男性と女性で症状が大きく異なる特徴があります。
男性は、病原菌クラミジア・トラコマチスが尿道で繁殖する事で尿道で炎症が発症するので頻尿や排尿痛、炎症による膿の排出などの自覚症状が発現しますが、感染患者の約50%に自覚症状が無いともされています。
その為、病原菌が尿道から尿道の奥にある前立腺や精巣のフィルターの役割も担っている副睾丸にまで感染し、前立腺炎や副睾丸炎などを発症します。

女性のクラミジア感染患者は、膣や子宮の入り口付近の子宮頸管部で病原菌クラミジア・トラコマチスが繁殖し、子宮や卵管、卵巣、腹膜、肝臓周辺まで病原菌が感染する事もあるとされ、膣炎や子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内腹膜炎、肝周囲炎などの発症リスクが高くなります。
女性のクラミジア感染患者は、発症初期に膣炎や子宮頸管炎を発症するのでオリモノの変化や性行痛、不正出血などの自覚症状があります。
しかし、生理不順や体調の不調による症状と見逃してしまう事が多く、重症化する事が多くあります。

クラミジアの治療には、ニューキノロン系の抗生物質レボフロキサシンを主成分とする合成抗菌薬クラビットを処方している医療機関も数多くあります。
クラビットは、日本国内でも承認されている治療薬ですが、専門の医師の処方箋が必要となる処方箋薬なので自分のタイミングで発注出来る通販でも購入可能です。
通販による購入は、個人輸入に対する規制緩和によりクラビットの場合、クラビットの用法用量に従って1カ月分の服薬量が購入可能となっています。

クラビットは、病原菌クラミジア・トラコマチスのDNAの切断及び再結合によりDNAの複製や転写、組換え、修復などを促進する酵素DNAジャイレースを標的として医薬効果を発揮し、DNAジャイレースが切断したDNAの切断箇所と結合する事で病原菌のDNA鎖の再結合を阻害し増殖を抑制します。
また、クラビットは複製後に絡み合ったDNAを切断する事により正常な2対のDNAに再結合する酵素トポイソメラーゼの作用を阻害する医薬効果でも増殖を抑制しています。

クラミジアの検査は匿名で行うことも出来ます

クラミジアの検査は、性病科や泌尿器科、産婦人科、耳鼻咽頭科などの専門の医療機関で費用を支払って受ける事が出来ます。
日本全国の各地域に設置されている保健所では無料かつ匿名で受ける事が出来、自治体によっては保健所以外の施設で無料かつ匿名で受ける事が出来ます。
しかし、保健所の無料検査は、専門の医療機関の様に診療時間内ならいつでも希望者の都合で受ける事が出来る検査では無く、事前に公表される実施日に保健所を訪れる必要があります。
保健所の無料検査は、週1回~2週間に1回程度の定期的な検査日に加え、より多様な人々に検査を受けて貰う為に休日や夜間に実施している保健所もあります。

保健所では、プライバシー保護の観点から氏名や住所、連絡先などの個人情報を申告する必要がありません。
また、他の検査希望者と顔を合わせなくて済む様な配慮が行われているので専門の医療機関より肩の力を抜いて検査を受ける事が出来ます。
保健所の無料検査は、個人情報の申告をしていないので郵送や電話で結果を手にする事が出来ません。
検査から1週間~2週間程度経過した時点で保健所で直接結果を聞く必要がありますが、即日結果が判明する検査方法の保健所もあるので事前に確認しておく必要があります。

クラミジアの検査は、専門の医療機関の場合には検査項目や検査方法を選択する事も出来ます。
保健所の無料検査はクラミジアだけの検査を受ける事は出来ず、保健所ごとに決められた検査項目と検査方法に従う必要があります。
クラミジアは、血液中に存在する病原菌クラミジア・トラコマチスの抗原や抗体を確認する血液検査が行われています。
抗体が形成されるまでの1週間~4週間のウインドウ期は正確に感染の有無の診断が出ない事もあるので検査を受けるタイミングもよく考える必要があります。